Pyhon2とPython3を共存させる方法
私は、SoftimageとMayaでPythonを使用してきましたので、Python2を使用します。
ですが、書籍『ゼロから作るDeep Learning』を勉強する上でPython3を使う必要になりました。ただ、Python2はアンインストールしたくない。
調べてみると、共存させる方法がありました。
Python3をインストールする
Python2がインストールされているという前提で話を進めます。
公式サイト(Python Release Python 3.7.1 | Python.org)でPython3.7のexeをダウンロードします。PCの環境に合わせてダウンロードしてください。
exeを実行し、インストールを進めます。
『Upgrade Now』 ではなく、『Customeze installation』を選択します。
『Upgrade Now』だと、自動的にMyドキュメント内にイントールされます。
特に変更する必要はありません。
インストール先を「C:\Python37」にします。
環境変数を設定する
インストール終了後、環境変数を設定します。
システムのプロパティ > 環境変数
Path 内に、下記の順でパスを記載します。
順番は重要で、3→2 の順で記載します。
Python2と3を切り替える
Python2で実行する場合。
py -2
Python3で実行する場合。
py -3
pipを最新にする
各種モジュールをインストールする前に、pipを最新バージョンにします。
コマンドプロンプトを起動します。
py -3 -m pip install --upgrade pip --user
--user が無いと、アクセスエラーが発生する場合があります。
モジュールをインストールする
pipを使用し、モジュールをインストールしていきます。
今回は、numpyをインストールします。
py -3 -m pip install numpy --user
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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IMAX 次世代レザーの『2001年宇宙の旅』を観てきた。
10月19日~11月1日の二週間限定で、『2001年宇宙の旅』のIMAX上映されていました。エキスポシティの最終日の最終上映回を観ました。
最初から最後まで最高の映画体験でした。
作品情報
原題:2001: A Space Odyssey
製作年:1968
製作国:アメリア
事前準備
『2001年宇宙の旅』は最近Amazonプライムで観ました。一気に観たわけではなく、何日かに分けて観ました。
また、映画評論家の町山さんの解説動画や「〈映画の見方〉がわかる本」を読んで、どのような作品かも頭に入れました。
難解さには気を取られずに、単純に映像作品を楽しむという意気込みで映画に臨みました。
感想
私はエキスポの901シネマは何度も訪れたことはありますが、IMAX次世代レーザーは初めての体験でした。IMAXの部屋に入る通路も近未来的でテンションが上がります。部屋に入ると、スクリーンのでかさにビックリ。客層は、映画好きそうなおじさんが多い印象。若い女性一人で観に来ている人は一人見かけました。後はカップルが数組居たと思います。遅い時間ですが、そこそこの人数で注目度が伺えます。
CM後室内が暗くなると、不気味な音楽が流れてから映画が始まります。
50年前の映像とは思えない映像美。オブジェクトのディティールまでしっかり見ることができます。ボーマン船長の毛穴までしっかり見れます。
今回観て思ったのが、私は冒頭のお猿さんのシーンが好きです。特に、動物の骨を初めて振り回したシーンが、「ツァラトゥストラはかく語りき」と相まってすごく楽しい。
お猿さんのシーンは、画面にすごく奥行き感があります。奥の背景は合成なんでしょうけど、そんな感じには見えません。ところどころお猿さんの顔がアップになります。高画質のアップにも耐えられるクオリティ。宇宙猿人ゴリのような安っぽさは微塵も感じません。「猿の惑星」のスタッフがかかわっているとか。今回気づいたのは、お猿さんの子供役は、本物のチンパンジーを使っているぽいです。手の形がチンパンジーそのものでした。こんなことも気づけるのもIMAXだから。
音のこだわりも良かった。月でモノリスの接触すると電磁波を発信するのだが、映画と同じようにその時の耳を覆いたくなるようなサウンド。あと印象的なのは、ボーマン船長の呼吸音。それに、生命維持装置異常時のビーコン。
HALが自分は故障するという告白から船外活動までの流れは本当に眠かった。意識が飛びそうな瞬間、インターバルへ。休憩のある映画は初めてでした。
後半の見どころはやはり、スリットスキャン。私は今何を観ているのだろうとトリップしてしまいそうな映像。最高です。
最後にスターチャイルドになり、地球への帰還するシーンは鳥肌ものでした。
スタッフロールが終わっても、音楽が流れ続けます。映画の余韻を味わいながら、音楽に見送られて映画館を出る。
この一連の体験は、映画館でしか味わえない至福のひと時。
まとめ
最終日に観に行けてよかったと思える作品でした。
今度映画館で上映するのは10年後になるのでしょうか?
4K版。もうすぐNHKで8Kの放送があるみたい。
2001年宇宙の旅 日本語吹替音声追加収録版 4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター ブルーレイ (初回限定生産/3枚組/ブックレット&アートカード付) [Blu-ray]
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この本で勉強。
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2002/08
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【今週の絵本】ペネロペのしんがっき
娘に毎週1冊、新し絵本を渡すようにしています。
家に何冊か絵本をストックし、週ごとに娘に選ばせるということをしています。
今週の絵本は、アン グットマンさん、 ゲオルグ ハレンスレーベンさんの『ペネロペのしんがっき』です。
ペネロペシリーズ最新作です。
ペネロペ
青色のコアラの女の子ペネロペのうっかりな日常を描く絵本です。しかけ絵本シリーズやおはなし絵本シリーズが発売されています。
NHKでアニメ化もされています。絵本の雰囲気のまま動きます。白組が制作しているので、クオリティーが高い!!
選んだ理由
娘がペネロペが大好きだからです。シリーズは何冊か購入しており、図書館で借りてきては何冊も読んでいます。また、アニメ版が大好きで、車の中で永久にリピートさせられます。
最新作はまだ読んだこともなかったので購入しました。選ぶよう本のストックに入れた次の週にはこの本を選び出していました。
無粋な感想
なんかアニメでみたような感じのお話でした。大人としては退屈ですが、子供としては楽しいのでしょう。
今週の絵本
ペネロペおはなしえほん (20) ペネロペのしんがっき (ペネロペおはなしえほん 20)
- 作者: アン・グットマン,ゲオルグ・ハレンスレーベン,ひがしかずこ
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: 単行本
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キティーちゃんとコラボしています。ページ数少ないです。
【書籍感想】ハヤカワ文庫SF総解説2000
1970年8月に刊行が開始された文庫レーベル、ハヤカワ文庫SF。2015年に通巻2000番に到達した特別企画として、1番『さすらいのスターウルフ』から2000番の『ソラリス』まで、番号順にすべての読みどころと意義をSF作家・評論家らが徹底解説。(Amazon)
私は最近になってSF小説を手に取るようになりました。そこで、昔はどんなSF小説が書かれていたのか気になり読みました。
シリーズものはまとめられてるとはいえ、かなりのボリュームです。あらすじではなく解説なので、作品自体の雰囲気はうっすらとわかる感じです。批判的な内容もあり面白かったです。
「宇宙英雄ローダン・シリーズ」が現時点で579巻も発売されている事をしたり、驚いた。世界最長の小説シリーズだそうな。ちなみに私、NHKドラマで好きで見ていた「ドクター・フー」は、同一主人公で世界最長のフィクション・シリーズで472作ということです。グイン・サーガ(栗本薫著)は単一作家による世界最長の小説シリーズ。
掲載されている開設者の中には聞いたことある名前の方がちらほらと。
池澤春菜ってどっかで聞いたことあるなぁ~と思っていたら声優でしたし、学生時代よく読んでいたミステリー小説家の二階堂黎人や法月綸太郎に我孫子武丸の名前も。
特に個人的に読みたいと思った絶版小説は2冊。
デイワールド(フィリップ・ホセ ファーマー著)
人口問題の解決策として、1週間に1日しか生きられず、残りの6日は“固定器”のなかで過ごすことが義務付けされた世界のお話。曜日ごとに独自の世界観が構築されているとか。設定が面白くどのような世界なのか興味があります。
宝石世界へ(テッド・ホワイト著)
とにかくオープニングに引き付けられる。
同じ車両に乗っていた老人がいつの間にか人形になり、隣の車両では乗客が人形に。その次の車両では実物の写真になっており、さらに次は名前を書いた札が落ちているだけ。電車を脱出すると、ニューヨークがハリボテの街に変わっていたという筋だてらしい。
途中で話は凡庸になるらしい。ただ、冒頭シーンだけでも、十分に刺激的で読む価値ありと評価されています。
ウォーリーをさがせ!展でウォーリーをさがせ!
先週、大阪大丸で開催されている「ウォーリーをさがせ!展」へ行ってきました。
概要
期間 2018年10月10日(水)~ 10月30日(火)
入場料 1000円
感想
たまたま大丸に娘と遊びに来た際に、各階の店員さんがウォーリーのコスプレをしていました。そこで「ウォーリーをさがせ!展」があることを知り、見に行きました。私が小さい時にウォーリーを探したものです。
来場客は誕生30周年ということで、老若男女幅広い年齢層でした。
たくさんの原画が飾られており、懐かしい絵が飾られていました。絵の前にはたくさんの人だかりが。みんなウォーリーを探していました(笑)本を買って、ゆっくり探したらいいのにと思いながらも、ついついウォーリーを探してしまうのが、この絵の魅力です。
絵は意外と小さく、絵の密度に驚きました。原画は絵本より小さいと思います。
下書きとかあんまりなかったですが、絵の周りには下書きや色のチェックなどの落書きが記されています。この絵本には載っていないものをみれるのが原画の醍醐味。
興味深かったのが、作者マーティン・ハンドフォード氏の幼少期の作品もあったこと。彼が7歳の時に描いた、船に乗ったヴァイキングが上陸している戦記イラストを見ると、絵に沢山人物や船が描かれており、ウォーリーのイラストを彷彿とさせるものでした。この時から片鱗が見えます。
作者がウォーリーを実際に描く工程が見れる動画展示がありました。人差し指と中指にペンを挟んでおり、独特なペンの持ち方でした。マーティンだけにDr.Ph.Martin'sを使っているようです。展示にインクが飾ってありました。
写真を撮るスペースも何か所かありました。
インスタバエ間違いなし。
まとめ
ウォーリーを探したことある人ならだれでも楽しめると思います。
その場で探さずに、本を買うか図書館で借りて借りるのがいいと思います。
図録も売っていますので、それで探すのもよいかと。
おすすめです。
この辺りをよく探してましたね。今は新装版で「NEW」がついているようです。
Deep Learningをはじめたくて、オライリーの書籍を電子書籍で購入してみる。
前置き
ディープラーニングをはじめたいと思い立ち、とりあえず書籍を探す。
私はPythonでツールを作ってきているので、Pythonで勉強できるものを。
Oreillyから出版されている「ゼロから作るDeep Learning」という書籍を発見。Amazonでも一番最初に出てきます。ディープラーニングに興味がある人が読む人に売れているとか。レビューも良い評価なので購入を決意。
ただ、Kindle版が販売されていない。
最近書籍はKindleで購入し、読み上げで聞くというのが習慣化しているので、できれば電子書籍版が欲しい。
そこで調べてみると、『O'Reilly Japan Ebook Store』で電子書籍が販売されているではありませんか。早速購入してみます。
『O'Reilly Japan Ebook Store』での電子書籍購入方法
- 「SignUp」のリンクから、「お客様情報の登録」を行う。
- 「お客様情報の登録」で記入したメールアドレスに、登録確認メールが届く。
- 登録を完了するためにメール内のURLをクリックする。
- ログインし、書籍を買い物カートに入れて「注文する」ボタンを押す。
- インターネット購入規約を読み「次へすすむ」ボタンを押す。
- PayPalで支払うか、クレジットカードで支払うかを選択する。
- 購入後、ログインすると、購入済み商品が表示される。
- 好きな形式のファイルをダウンロードする。
Kindleで読むから、modiで。
まとめ
O'Reilly Japanが販売している電子書籍なので、いろんな形式のファイルまとめて購入できました。
電子書籍でみたり、書籍と同じレイアウトで観たいならPDFと用途に合わせて使えるのがいいですね。
時間を見つけて、読み進めたいと思います。
紙の本
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2も出てるんですね
ゼロから作るDeep Learning ? ―自然言語処理編
- 作者: 斎藤康毅
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【映画ネタバレ感想】人狼 (2018)
10月19日にNetfix映画として配信された。『人狼』を観ました。
原作は観てないが、韓国ノワールな雰囲気で好みの作品でした。
作品情報
原題:인랑
製作年:2018年7月
製作国:韓国
監督:キム・ジウン
あらすじ
2029年、南北の政府が統一を宣布。しかし、統一に反対する反政府のテロ団体が次々と蜂起し、政府の警察組織・首都警はテロ団体を制圧するため「特機隊」を設立。パワードスーツで武装した「人間兵器」である「特機隊」とテロ団体による凄惨な戦闘が日々繰り返されてきた。
特機隊員イム・ジュンギョンは、ある任務でテロ団体の少女闘士が自爆する光景を目の当たりにしてしまう。やがて彼は少女の姉ユンフィに出会うが、ジュンギョンとユンフィは「特機隊」と公安部の暗闘に巻き込まれていく。(Wikipediaより)
ネタバレ感想
押井守の「ケルベロス・サーガ」の1作で、アニメーション映画「人狼 JIN-ROH」の実写化した作品。
原作のアニメは観たことありません。また、ケルベロス・サーガも興味はあったが、『紅い眼鏡/The Red Spectacles』、『ケルベロス-地獄の番犬』も観たことないです。辛うじて、少年エースで連載していた人狼伝説は読んでいたけど、まったく覚えてません。
そもそも、押井守作品自体も最初の「攻殻機動隊」ぐらいしか観てません。
前置きはともかく映画の感想ですが、主人公のジュンギョンのアクションシーンがカッコいい!!
タワー内でのヒロインを守りながらの多人数バトル。相手が女性だろうが、男女平等に殺戮していきます。
カーアクションでは、駐車場内で繰り広げられます。
下水路での殺戮アクション。ジュンギョンがフル装備し、敵をガンガン殺戮していきます。
特にお気に入りなのは、車の乗り方。
車にドロップキックをし、ドアを蹴破り、運転席の人間を社外に吹き飛ばして運転席につく。
こんな乗り方初めて観たわ。
gif作ってみました。
ジュンギョン役のカン・ドンウォンは「群盗」で朝鮮最高の武官チョ・ユン役を演じ、代役なしで全てのアクション演技をしたということで、納得。
カメラワークについて
『銃を向けられて、次のカットで被写体がカメラ外にある状態で射撃音。』というものが、映画を見ていたらよくあります。
あれって、個人的空が映ったら『生存』で地面が映ったら『死亡』だと思うのですが。どうでしょう?
まとめ
ドラマとしては、人狼は「人の皮を被った狼だ」ということですが、ジュンギョンはそんな風に見えないんであんまり説得力がないとか、冒頭に爆死した少女の姉のユンフィに惹かれる動機がよくわからんとか、ラストバトルしゃべりすぎとか不満点はなくはない。
ただ、アクションシーンは見応えがあるので、観て損はないと思います。
そのうち、アニメを観て比較したいと思います。
おすすめです。
原作
漫画。買おうかしら。
犬狼伝説 上―KERBEROS PANZER COP a Rev (歴史群像コミックス)
- 作者: 藤原カムイ,押井守
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2010/02/16
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 15回
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人狼違い。 数回しかしてないですけど、面白い。