【映画ネタバレ感想】人狼 (2018)
10月19日にNetfix映画として配信された。『人狼』を観ました。
原作は観てないが、韓国ノワールな雰囲気で好みの作品でした。
作品情報
原題:인랑
製作年:2018年7月
製作国:韓国
監督:キム・ジウン
あらすじ
2029年、南北の政府が統一を宣布。しかし、統一に反対する反政府のテロ団体が次々と蜂起し、政府の警察組織・首都警はテロ団体を制圧するため「特機隊」を設立。パワードスーツで武装した「人間兵器」である「特機隊」とテロ団体による凄惨な戦闘が日々繰り返されてきた。
特機隊員イム・ジュンギョンは、ある任務でテロ団体の少女闘士が自爆する光景を目の当たりにしてしまう。やがて彼は少女の姉ユンフィに出会うが、ジュンギョンとユンフィは「特機隊」と公安部の暗闘に巻き込まれていく。(Wikipediaより)
ネタバレ感想
押井守の「ケルベロス・サーガ」の1作で、アニメーション映画「人狼 JIN-ROH」の実写化した作品。
原作のアニメは観たことありません。また、ケルベロス・サーガも興味はあったが、『紅い眼鏡/The Red Spectacles』、『ケルベロス-地獄の番犬』も観たことないです。辛うじて、少年エースで連載していた人狼伝説は読んでいたけど、まったく覚えてません。
そもそも、押井守作品自体も最初の「攻殻機動隊」ぐらいしか観てません。
前置きはともかく映画の感想ですが、主人公のジュンギョンのアクションシーンがカッコいい!!
タワー内でのヒロインを守りながらの多人数バトル。相手が女性だろうが、男女平等に殺戮していきます。
カーアクションでは、駐車場内で繰り広げられます。
下水路での殺戮アクション。ジュンギョンがフル装備し、敵をガンガン殺戮していきます。
特にお気に入りなのは、車の乗り方。
車にドロップキックをし、ドアを蹴破り、運転席の人間を社外に吹き飛ばして運転席につく。
こんな乗り方初めて観たわ。
gif作ってみました。
ジュンギョン役のカン・ドンウォンは「群盗」で朝鮮最高の武官チョ・ユン役を演じ、代役なしで全てのアクション演技をしたということで、納得。
カメラワークについて
『銃を向けられて、次のカットで被写体がカメラ外にある状態で射撃音。』というものが、映画を見ていたらよくあります。
あれって、個人的空が映ったら『生存』で地面が映ったら『死亡』だと思うのですが。どうでしょう?
まとめ
ドラマとしては、人狼は「人の皮を被った狼だ」ということですが、ジュンギョンはそんな風に見えないんであんまり説得力がないとか、冒頭に爆死した少女の姉のユンフィに惹かれる動機がよくわからんとか、ラストバトルしゃべりすぎとか不満点はなくはない。
ただ、アクションシーンは見応えがあるので、観て損はないと思います。
そのうち、アニメを観て比較したいと思います。
おすすめです。
原作
漫画。買おうかしら。
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人狼違い。 数回しかしてないですけど、面白い。