【今週の絵本】ムーム

娘に毎週1冊、新し絵本を渡すようにしています。
家に何冊か絵本をストックし、週ごとに娘に選ばせるということをしています。

今週の絵本は、川村元気さん作益子悠紀さん絵の『ムーム』です。

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川村元気さんがお話をかいています。
川村元気さんといえば、『ふうせんいぬティニー』ですよね。
この絵本も購入済みです。
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娘がこの絵本を選んだ理由としては、NHK『おかあさといっしよ』の人形劇『ガラピコぷ~』キャラクター『ムームー』と名前が似ているから選んだみたいです。ムームムームーは似ても似つかないですけどね。

私がこの本を買った理由は、短編CGアニメ映画になっているからです。
以前受けたCG関連のセミナーで『ムーム』のメイキングについての話を聞きました。結局、観る機会がなくてアニメは観れていないのですが、絵本が原作であることを知り購入しました。
アニメのムームは超かわいいです。

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ムーム』 (c) 2016G.Y/W/ MOOM FP

雑にあらすじをまとめました。
くまのようなくものような生物であるムームが、りんごの形をした湖から上がるモノにまとわりつく「想い」みたいな生物を引きはがして成仏させるお仕事をしています。
ある時、悲しみで成仏できない、ルミンという女の子と出会います。
彼女を笑わせようとするムーム
果たしてムームはルミンを笑わせることができるのでしょうか?


読み聞かせしてあげるのですが、終盤に差し掛かるその度に泣きそうになり声が震えてしまいます。
娘も何かを感じたのか、一人でページをめくっている様子がありました。

世界観やムームについて考えると、すごいホラー感が漂ってきます。
人類が滅亡した世界なのか。ムームは、ルミンとの出会いのようなことを繰り返しているのではないか。
ムームはなぜ「想い」をモノから引きはがしているのか?
そんな風に考えていると、「Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-」というゲームを連想しました。

「Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-」
1984年、イギリスのシュロップシャーにある農村から住民や滞在者が全員消失した。プレイヤーは誰もいなくなった村“ヨートン”を訪れ、色々な場所に残された、人々の“想い”を見つけだしてゆく。消失した人々の“想い”を聞くことにより、“世界の終り”の謎を解き明かし、終末のドラマを再び体験するアドベンチャーゲーム

娘はルミンがリンゴを食べるエピソードがお気に入りです。
それをみたムームのリアクションも面白いです。


大人も子供も両方とも楽しめる絵本だと思います。
機会があれば手に取ってみてはいかがでしょうか。


ムーム (MOEのえほん)

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買おうかしら。

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ティニーいぬ♪ ティニーふうせん♬

ティニー ふうせんいぬ の ものがたり (CASA KIDS)

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連想したゲーム。

Everybody's Gone to the Rapture (Original Soundtrack)

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