仮面ライダーゼロワン 1話の見どころはなかやまきんに君と変身シーン【ネタバレ感想】
はじめに
仮面ライダーゼロワンの一話のネタバレ感想です。今回も私の妄想考察が含まれております。また、ダメだしもしていますので、不快になられた方は申し訳ございません。
子供とすごく楽しく観れました。ベタベタなギャグ要素がふんだんに盛り込まれています。その為、少しでも怖いシーン(プリキュアでも)があると逃げる娘も最後まで楽しく観ていました。
腹筋崩壊太郎が最高
なかやまきんに君の腹筋崩壊太郎が最高でした。私は元々なかやまきんに君のネタが好きなんですけど。「腹筋パワー!」で腹筋のパーツが飛ぶギャグが腹抱えて笑いました。ついつい娘の前でマネしてしてしまいました。
CGが気合入っている
今回はCGを頑張って作っていました。仮面ライダーといえば、納期が厳しいのかCGと実写の合成が残念です。ジオウのタイムマジーンとか違和感しか感じませんでした。それに比べると頑張って制作していると感じました。
冒頭の飛行船とか車を踏みつけるところとか残念な箇所は多いのです。ただ変身シーンは最高です。ぴょんぴょん跳ねるバッタとの合体。カッコいい。今後も期待できますね。
コンポジット作業は細かいところまで作りこまれていました。例えば、首を宣告された或人が膝から崩れ落ちるカットにまでエフェクト&早回しが使われていました。
変身後のエフェクトは派手でカッコいいです。ライダーキックも過去のライダーに引けを取らないくらい上がる演出です。
SFギミックがダサい
ヒューマギアの開発やヒューマギア視点のUI、ベルトの開発方法やその部屋。どれもが昔の特撮で観たことのあるような表現。ダサい。もっと新しいものを観たかった。海外ドラマ「ウェストランド」のアンドロイド開発の手順とか参考になると思います。UIならゲームとかスタイリッシュなものはたくさんあります。近未来のドラマをやるならもっと説得力を持たせてほしいですね。
ジャージが紺色の理由
或人は紺色ジャージを着ています。主人公の衣装としては地味です。では何故、あえて紺色の衣装を着ているのか考えてみました。
変身するとゼロワンは黄色ですね。黄色と青紫は補色の関係にあります。補色とは色相環で正反対に位置する色の組合せのことです。絵を描く時や、ファッションで補色の関係を使ったりします。補色の効果はいろいろあるのですが、今回は変身後の色のあざやかさを強調する為ではないでしょうか。
また、或人の心理状況も表されていると考えられます。その根拠を上げてみます。ヒューマギアに襲われて攻撃を受けます。次の登場カットでは何故かジャージを着ていません。青系の色は寒色です。クールなイメージがありますが、ネガティブな印象もあります。ジャージの下は赤系のパーカーを着ています。赤は暖色で情熱的な印象を受けます。パチンコでも当たりそうな熱いシーンでは赤を使用します。遊園地の破壊、夢をけなされた怒り、変身と熱いシーンが続きます。折角の熱い演出なのに青が入ることで印象が台無しになります。その為ジャージを着ていないのだと思います。他のカットでも、アップになるシーンではズボンの紺色が映らないように設計されています。
大穴としては、或人はお笑い芸人です。お笑いといえばブルージャケットでしょう!!
ヒューマギアのモチーフはカマキリ
仮面ライダーのモチーフはバッタです。原点回帰を狙っているのかなと思っていたのですが、最初の敵のモチーフはクモではありませんでした。
ちなみに1話でクモモチーフの敵が現れたのは、下記になります。
仮面ライダーでは、5話にカマキリ男が登場します。
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今月号のてれびくんのネタバレでは、クモモチーフのヒューマギアはしばらく登場しなさそうです。ということは、クモは重要な扱いをされるという事でしょう。
前回のブログで「ゼロワンはマーベルヒーロー」説を唱えています。クモ男といえば、スパイダーマンです。クモはゼロワンがプログライズキーで変身するのではないでしょうか。だから、1話のヒューマギアはクモモチーフではなかったというわけです。
まとめ
原点回帰というより、平成ライダーの流れを汲んだライダーという印象です。だた、変えていこうという意思も感じ取れます。今度どのような展開になるか楽しみです。
最後に気になったポイント。瓦礫多すぎじゃないですかねw