【仮面ライダーゼロワン】【仮面ライダージオウ】【ネタバレ感想】仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーションを観てきました
「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」を観てきました。
入場者特典は、ゲイツ&ザイア社長とツクヨミ&イズ(娘と観たので2セット)。袋を観ると、映画を観てから開けてね的なことが書かれていましたが、劇場に居た人たちはみんな映画が始まる前に開けて、「〇〇」やったーみたいな会話をしていました。
ここからがっつりとネタバレ感想をしていきます。簡単なあらすじと映画の良かったところと不満点を書き綴っています。
うるおぼえなあらすじ
或人が寝坊して会社に行くと、飛電インテリジェンスがヒューマギアのウィルに乗っ取られて、ヒューマギアが人類を追いやった世界になっていました。衛星ゼアがないからゼロワンに変身しても力がでない(´・ω・`)
レジスタンスの不破と唯阿に助けられて基地へ。ジオウもそうだけど、世界が人類以外のモノに支配されるとすぐにレジスタンス化するよね。
イズと接触するも、アナザーゼロワンを含むヒューマギアが基地を襲撃。お父さんに滅亡迅雷フォースライザーを貰って、ゼロゼロワンに。でも、イズを守って肩を負傷。結構深い傷を負ったのだけど、包帯を巻いたら何事もなかった感じになってる。
ジオウ達と歴史改変された12年前に行って、衛星アークの打ち上げを阻止するために奮闘。ゼロワンドライバーの誕生やアークの謎など重要設定が盛りだくさん語られる。なんだかんだで、失敗。現在に戻る。
みんなで、アナザーゼロワンとアナザー1号を倒して、改変された歴史が消滅。衛星ゼアにつながっていた、或人とイズのみ記憶が残ったんだけど、ソウゴが或人の記憶を消すといって、ジオウとゼロワンが殴り合いの喧嘩をはじめて終わったような気がします。
キャラクター造形がカッコいい
新キャラクターとして、仮面ライダーゼロゼロワンや仮面ライダー1型、アナザーゼロワン、アナザー一号が登場します。どれも造形がカッコいい。
1型は、1号オマージュで首モノの赤いラインがいい。ライダーキック時に、マフラーを象ったエフェクトにぐっときた。
ゼロゼロワンは、滅亡迅雷フォースライザーで変身する仮面ライダーと同じようなパーツが付く。滅たちとは違い、黒いスーツに黒いパーツが付くことで、質感の違いでより武骨感が協調されており好みです。
アナザーゼロワンは韮々してる(韮沢靖さんぽいデザイン)し、アナザー一号は、原型を残しつつクリーチャー感のバランスがいい。
生身俳優さんのアクションがいい
変身前の生身でのアクションの見せ場もたくさんありました。特に、ゲイツ役の押田岳さんは動ける役者さんなので、とにかくアクションがカッコいい。押田さんのボトルキャップチャレンジを張っておきますね。
岳さんやってんのみてやってみたくなってしまった!#やってみてわかる先輩の凄さ#ボトルキャップチャレンジ#からの静かにトーマス pic.twitter.com/oXHwhyciU6
— 押田岳 (@gaku_oshida) 2019年7月9日
ゾンビ映画感がいい
ソウゴ達が通う学校で、突然三人以外がヒューマギアになって襲い掛かってきます。大量のヒューマギアが襲い掛かってくる感じが、ゾンビっぽくてぐっときました。私はゾンビ映画が大好物。四方八方から、ヒューマギアに襲われて、取り囲まれる絶望感と恐怖感が好き。
他にもたくさんいいところがあり、アクションやカメラワークがよくて、私の仕事に参考になりそうだったし、ドラマと或人の父親である飛電其雄についてしっかりと描かれていたのも良かった。いいところがたくさんあったのだけど、不満点もあり、これは自分にとってはかなりのマイナスポイントなのです。
ストーリーの結末がキライ
見応えのある映像や父と息子映画としては良かったのですが、個人的には、ストーリーの結末がキライです。
というのも、タイムジャッカーの介入で歴史が書き換わった世界が、或人とイズの記憶だけを残して消滅してしまいます。歴史が分岐した12年間、人間たちは生活しレジスタンス達と戦ってきました。そうした人の経験や記憶を消滅させるという事は、この時間軸の人類を滅亡させたことになるのです。だから、すごく後味が悪い。
不満点
あと細かい不満点を挙げるなら、タイムジャッカーの一人称が「ボク」なのに、アナザー一号になると「ワタシ」になるのが引っかかったし、そもそもタイムジャッカーの存在理由が薄すぎだし、CGアニメーションがもっさりしすぎでクオリティが低く見える。
ジオウ側の後日談を期待していたけど、ゼロワン側のストーリーがしっかりと作られすぎてて、ジオウのオマケ感が半端ないのが残念。ウールとオーラでてこないし。
世界観についても、子供のヒューマギアの存在意義とかヒューマギアに征服されているだろう東京以外はどうなっているのかとか、レジスタンスの人たちとか、株主総会とか、観ていていろいろと引っかかってしまいました。とはいえ、アクションが迫力があるので、その引っ掛かりはすぐ忘れるのですけどね。
エンディングの気になる伏線
エンディングで気になる会話がありました。不破がヒューマギアになった夢を見たと唯阿に報告。唯阿が「私がヒューマギアだとどうする?」と逆に聞き返すというエピソード。あまりにも内容が唐突すぎたので、明らかに今後の展開に直結する伏線なのだと思います。
どちらかが、仮面ライダー亡なのか!?
オマケ
ゼロワンの感想ブログをはじめてしっかりと映像を観るようになって気付いた、気になるエキストラさん。
このおじいさんは、この映画でも登場していました。おばあさんはみつけられなかったけど、きっとどこかで登場していたはずなので、また見直したいですね。